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台風 鰻 重い
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2010.10.30 Saturday 23:30JUGEMテーマ:吠えてません。台風が通り過ぎて行ったようだ。
こんな日は引きこもって読書三昧。
予定では、両親と共に、父上様の奢りで、近所で美味しいと評判の鰻屋さんに行くはずだったのだが・・・・
台風のせいで鰻が泳いで逃げて行ってしまった。
胃袋が鰻受付状態になったままなんですけど〜〜
『死刑でいいです』池谷孝司編著
25歳で死刑執行された山地悠紀夫について書かれた本。
貧困、DV、いじめ、障害、まあよくもここまでそろいに揃ったもんだ。母親を殺し、少年院に入り、出所後ある姉妹を殺し、逮捕され死刑。
彼の場合の障害というのは、広汎性発達障害、アスペルガーなのかな。よくわかりもしない私が触れるのは危険なことだね。
まあなんとも救いようのない彼の人生。
兎に角彼を死刑にしてしまったことで、何も解決しないまま問題だけが残ったということなんだと思う。
今後も同じような犯罪が生まれるだけ。
ここから私達がいかに学ぶかが重要だと思うのだが・・・・
重い気持ちになる本ですが、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
『死体は語る』 上野正彦著
’89年に発売されたベストセラー本なのでご存知の方も多いことでしょう。
上野氏は監察医
変死を解剖して死者の人権を擁護する。
著者の温かい人柄の出ている本でした〜〜〜
今日はず〜〜と山地悠紀夫についての本を読んでいて、何があったわけでもないのに気分は暗〜〜〜〜イ。
「自分は生まれてくるべきではなかった」などと思って生きて、そして死刑で死んで行っちゃうの・・・・・・
彼は殺人を犯したけれど、これは彼が犯した犯罪だけど、彼だけの責任なのだろうか?
25歳の若者、障害を持ち、親にもろくに育ててもらえず、中卒で、
彼を孤立させてしまった私達みんなの責任はないのだろうか?
とこんなことを考えさせられる本なのだ〜〜〜〜
明日で10月も終わり。
今年もあと2ヶ月だ。
どうする?どうする?また年を取ってしまう〜〜〜〜| 本と音楽と映画 | -
ライブ後記 〜愛と祈り〜 10月
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2010.10.23 Saturday 00:05JUGEMテーマ:ライブ後記別にやる気がないわけじゃないんだよ。
お気に入りの一押しライブ〜愛と祈り〜のライブ後記を書かなきゃ〜〜〜と思いつつ、
誘われるとフラフラ出かけちゃうのね〜〜〜〜
何しろ、10月の〜愛と祈り〜ライブでは、やっと自分が追い求めていた声にかなり近づけた感じ!
クリアで透明で(同じ意味か!)前に出ていて。
兎に角キレイなの。って自分で言っちゃうか!!
新曲は、Water is wide、
秋だから「枯葉」をいろいろ展開させて、久しぶりにラフマニノフのヴォーカリーズ、モンクのリズマニング、珍しいところでA time for love,What the world needs now is love,
りんご追分、自分的に練習の成果が出せたのは、フォーレの「夢のあとに」。なかなかキレイに出来なくて苦戦していたんだけど、今回はまあ自分にOK出せるレベルの声の響きまで来ました。
次回はお昼間ライブ。11月14日(日)13:30スタート 外苑前 Z・imagine
ぜひぜひ真面目に音楽を楽しみたい人に聞いていただきたいです!!
宜しくお願いします〜〜〜〜
今夜も飲み会!
美味しいお食事に美味しいお酒。
あ〜〜〜私はダイエットしていたはずなのに〜〜〜〜
明日からダイエット再開しますと言いたいところだけど、
明日は姪のお誕生日会で焼肉との噂が・・・・
いったいいつになったら私はスリムビューティーになって、イケメンと出会えるのか?!
何事も継続は力です。
諦めずに頑張ります。
しつこい、執念深い性格、よく言えば粘り強いとも言いますね、そんな私の性格には定評があります。
人間諦めたら終わりよ〜〜〜〜| ライブ後記 | -
人生 季節の変わり目 時間
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2010.10.16 Saturday 21:05JUGEMテーマ:吠えてません。全ての前に、10月18日(月)上野 アリエス 19:20スタート
〜スタンダード・ジャズ・新たな展開へ〜 秋の歌をいっぱい歌います。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
いや〜〜〜〜参った!
季節の変わり目に参った!!
こんなに体にこたえるだなんて。
昨日から今日にかけていっぱい睡眠をとったら今日はかなり楽になったけどまだまだいくらでも眠れる。
もしかして私は人間ではなくて、最近やたら人里に出没する熊で、もう冬眠する時期なのかな?
いっそのこと冬眠してしまいたい・・・・・
あまりに調子が悪いのでネットで調べてみました。
体がだるい、体が重い、頭痛、痒み、全て季節の変わり目、気圧の変化による体の反応だとのこと。
体がねじれるような、圧迫されているような、言葉に出来ない変な症状なので、ついに大病か?と思い病院にでも行くかな〜〜〜と思っていたんだけど、病気じゃないんだ!
理由がわかると気分も楽になる。
でも今日も眠る。
兎に角眠る。
眠り以外に私を救ってくれるものはなし!
袴田巌は冤罪の疑いがものすごく濃い死刑囚。
「主よ、いつまでですか 無実の死刑囚・袴田巌獄中書簡」を読みました。
1966年から1989年までに彼が家族に当てて書いた手紙。死刑囚になると家族以外に自由に手紙も出せない。
手紙の文章がとても知的な香りがして素敵。
彼はキリスト教の洗礼を受けて敬虔なキリスト教徒へ。
44年間に及ぶ拘禁生活。
74歳の現在も拘置所に収容されていて、拘禁反応で今は妄想の中にいるらしい。
再審請求はなかなか通らないとのここと。
興味のある方は、袴田巌さんを救う会のHPへ
この世でもっとも恐ろしい出来事の一つだと思う。
自分が何も悪いことやっていないのに死刑になっちゃうなんて〜〜〜〜
物知り顔で、そんなことはよくあることだよ〜〜〜〜裁判だって人間のやることだから仕方ないよ〜〜〜〜なんていう人は自分が死刑の宣告を受けてから意見を聞きます!
他人事でも怖いじゃん、すごく怖いよ〜〜〜〜
と言うか、イヤね。
間違ったらすぐに撤回して欲しい。
検事だって裁判官だってただの人間なんだからさ。
いったいやつらは何様のつもりなんだ?エリカ様か?
冤罪で刑務所に入れられて処刑されていく。
この本を読んでいたら、これも人生なんだね〜〜〜〜と思った。
島倉千代子の歌にあるように、人生いろいろ、本当に人生はいろいろあるんだ。
取調べをする刑事も検事も、間違った時の罰則規定はないのかな?
仮に間違ってました、ごめんなさいって後で言われても腹の虫は収まらないよね〜〜〜〜
同じ目に合わせてやりたいと思うのが人情よ。
それが無理なら責めて何らかの罰則を。厳しい罰則を。
なぜならば、この世で一番大切な、お金では買い戻すことができない時間を取られちゃうわけでしょ。
それは絶対に許すことは出来ないよ。
やっぱり、本当に、人生いろいろだ・・・・・・・| 本と音楽と映画 | -
大陸の人 カンパリ 三浦
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2010.10.08 Friday 23:44JUGEMテーマ:吠えてません。ノーベル文学賞、村上春樹さんは逃しました。残念。
ノーベル平和賞、中国の 劉暁波さんが受賞。
この件を通して中国人の対応、ノルウェー人の対応を見て楽しみます。
大陸の人は違うよね〜〜〜〜絶対に自分の意見は曲げないものね。
でもそれを島国の私達が真似するのは違うと思う。
昼間からの飲酒は好きです。
でもあまり酔っ払いたくない時は、カンパリ&ソーダなどを飲みます。
カンパリを飲みすぎて二日酔いになると、ものすごく気持ち悪い。
カンパリの、あの薬草のような匂いが一日中自分の体の内側から臭うの。うぇ〜〜〜〜〜〜
「ブッタは、なぜ子を捨てたか」山折哲雄著
このタイトルに惹かれて買ったんだけど、だってブッタは妻と子供を捨てて山に入って修行を積んで悟りを開いたんでしょ?
どんな言い訳されても、捨てられた方はたまったもんじゃないわよね!とずっと思っている。
そして、この本には、まったく私が納得できる言い訳は書いて
いない、と言うよりも、わりとよくある仏教本でした!残念。
「それでも人生にイエスと言う」V・E・フランクル著
「夜と霧」もとてもよかったけど、この本も良かった。
もし、今元気がないならお勧め。
人間はどんな状況下におかれても、人生にイエスと言えるんだってさ。
フランクルさんの文章は、温かみがあって好きだな〜〜〜〜〜
「街場のメディア論」内田樹著
話題になった「日本辺境論」の中で、内田さんが岸田秀の唯幻論について賛同していることを知り、私は岸田秀が好きなので内田さんに対して好意的になり買ってしまった。
まだ途中までしか読んでないけど、わりと面白い。
そのうち岸田秀と内田樹の対談が実現するらしい。
これは楽しみかも〜〜〜〜〜
今は先日私が参加した刑務所参観を企画した人権団体が作った資料集を見ています。
これは結構面白くて、3ヶ所の刑務所で、受刑者と職員に行ったアンケートの回答が表になっているの。
刑務所の中で行われていることはなかなか見えにくいので、
へ〜〜〜〜〜そうなんだ〜〜〜〜〜〜と言う感じ。
おまけに、「私が見た刑務所の実態」 三浦和義の連載手記が付いてて、これは単純に面白い。
三浦和義が面白いって感じ。
彼は死んでしまったね〜〜〜〜〜〜突然だったね。
体育の日の三連休、輝かしい連休をお過ごしくだされ〜〜〜〜
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